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採用におけるフレームワークの使い方:後編『SWOT分析』 [大卒]

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『3C分析』や『SWOT分析』といったフレームワークを使って、自社の
分析を行うことで、採用における自社のアピールポイントの明確化、
欲しい人材の明確化ができます。

前編・後編の2回にわけて、採用におけるフレームワークの使い方を
考えています。

前編では、『3C分析』の具体的な使い方をみてきました。
後編では、『SWOT分析』の具体的な使い方をみていきましょう。

『SWOT分析』とは、自社を内部環境である強み[Strength]と
弱み[Weakness]、外部環境である機会[Opportunity]、脅威
[Threat]の4つの軸をマトリクス状に配置し、分析するための
フレームワークです。

前編の『3C分析』を使った分析同様に、『SWOT分析』を使って
採用メッセージを見つけ出す方法について考えてみましょう。

まず最初に、自社の強みを洗い出してみましょう。

具体的には、

・社員教育に力を入れている(社員が講師となっての勉強会の開催など)
・黒字である(何期連続は学生へのアピール材料となる)
・他社にはない自社独自のサービスがある
・大手企業と取引がある(有名建築・構造物の部品を作っているなど)
・NO.1(小さな分野でも構わないので、1番は学生へのアピール材料となる)
・社員が若い(設立して間もない場合、若さを全面に出すなど)

といったように、自社の強みを分析しましょう。

次に、自社の弱みを洗い出してみましょう。

具体的には、

・競合他社と比べて、ネームバリューが低い
・管理職が育っていない

といったように、自社の弱みを分析しましょう。

続いて、外部環境の機会について分析しましょう。

具体的には、

・海外(アジア圏、アフリカ圏など)への進出
・東京支店の開設
・法改正による機会創出(マイナンバー制度導入対応のEAPサービスなど)

といったように、外部環境から機会を分析しましょう。

最後に、外部環境の脅威について分析しましょう。

具体的には、

・海外から同じような商品が安価で輸入されている
・業界が衰退している
・新しいイノベーションが起こりつつある(出版に対する電子書籍など)

といったように、外部環境から脅威を分析しましょう。

上記の流れで『弱み』と『脅威』を洗い出して学生の不安を払拭し、
『強み』と『機会』を洗い出して学生に伝えるメッセージを考えましょう。

前編で紹介した『3C分析』と今回の『SWOT分析』を組み合せて、
学生の心に響くメッセージを打ち出しましょう。


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