[就職人気ランキング 2015]IT業界でも学生の大手志向が強まっている [大卒]
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2015年7月14日に配信されたITpro Reportで、
『[就職人気ランキング 2015]総論:NTTデータ6連覇、迫るグーグル』
の見出しで、2016年入社予定の学生を対象とした『2016年卒【IT業界】
就職人気企業ランキング』が発表されました。
この調査を行ったのは、楽天のクチコミ就職情報サイト「みんなの就職活動日記(みん就)」、
日経コンピュータ、日経BPイノベーションICT研究所で、2016年3月卒業予定の
学生を対象として調査が実施されました。
総合ランキングの1位は2010年の調査開始以来、NTTデータが6年連続で首位を保ち、
6連覇を果たしました。
2013年は12位、2014年は8位だったグーグルが2位となり、トップ3入りを
果たし、3位は2014年は7位だった富士通が入りました。
記事によると、
『今回の傾向として、学生の大手志向が強まっていることが挙げられる』
『今回の就職人気ランキングで大手志向の傾向が強まっている一因として、
採用スケジュールが変更になったことが考えられる』
とあります。
後ろ倒しのスケジュールについて、再度、確認しておきたいと思います。
2016年3月卒業の学生は、会社説明会などの「広報活動」は大学3年の3月、
試験・面接などの「選考活動」は大学4年の8月スタートとなりました。
昨年までと比べ、それぞれ4カ月後ろ倒しとなりましたが、内定出しの時期は
これまでと変わらず、大学4年の10月以降となります。
上記の採用スケジュールは経団連が定めたもので、会員企業や主要な日本企業は
このスケジュールに従っています。
しかしながら、IT業界に限らず外資系企業やベンチャー企業、中小企業はこの採用
スケジュールに従っておらず、学生が混乱している要因のひとつになっています。
また、記事には
『今回ランクアップを果たした企業の多くは、「学生と接触する機会を増やした」
という点で共通している』
『企業側も採用に関わる行動を早めに起こした会社と、そうでない会社に分かれる』
とあるように、余裕のある大企業と違って、ベンチャー企業、中小企業側は
内定辞退というリスクを取ってでも、早めに学生と接触しています。
「混乱が収まる時期に採用活動を始める」のも、賢い選択だと思います。
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