NECネクサソリューションズ:“先輩”顧客を相手にヒアリング [事例紹介]
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2015年7月2日配信のITproに『スマホネイティブの新人教育』
4回目として、『[4]“先輩”顧客を相手にヒアリング』という見出しで、
NECネクサソリューションズの2015年度新入社員研修の様子が
レポートされています。
新入社員が顧客役を務めるベテラン社員を相手に、「システム開発体験」
として、模擬的に顧客ヒアリングを行っているそうです。
『提案から要件定義、実装、テストまでの一連の工程を体験する』ので、
システムエンジニア(SE)職を目指す新入社員には、実践訓練になります。
記事によると、
『狙いは「自分たちの会社の社員は自分たちで育てる、という風土を社内に作る」
こと。現場に近い感覚で研修を運営することで、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)
にもスムーズにつながる』
『社内講師を務めるのは、主に30~40代のマネージャークラスの社員。
サブ講師として、20代の若手社員が参加することもある。こうした社員向けの
研修も実施し、講師としてのスキルを育成している』
とありますが、このやり方は他業種でも十分活用できます。
外部研修に行かせても一瞬だけやる気になっただけで、数日経つと熱も冷めて、
何も変わらないのが実情で、なかなか有効な手段がありません。
新入社員だけでなく、社内の若手社員も育成することができる『顧客ヒアリング』を
うまく取り入れることで、外部を使うことなく自社内でできる社員研修となります。
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