入社後の教育体制を気にする学生が増えている [社員教育]
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中小企業における一昔前の新卒採用活動では、内定辞退者が出ることを想定して
採用予定人数よりも多目に内定者を出していました。
目標内定人数のうち半数から3分の1の学生から、内定を辞退されていました。
例えば、採用予定人数10人に対して、20~30人に内定を出していました。
これまでは、
「30人の内定者のうち、10人が入社したらいい」
という感覚で採用活動が行ってきました。
後ろ倒しの採用スケジュールと売り手市場が重なった2016年新卒採用では、
これまでのやり方は通用しません。
いかに内定辞退をしない学生を見つけることができるか、さらに他社から
内定をもらっている学生に自社を選んでもらうかが重要になってきます。
リクナビやマイナビなどの大手就職サイトでは、中小企業を目指そうという
学生をみつけることは難しく、また学生から知名度の低い中小企業を探す
ことも難しい状況です。
単純にエントリー者を集める採用はまったく必要ないと思いますが、中小企業、
ベンチャー企業といった知名度の低い企業で自分の力を試したい、と考える
学生は必ずいます。
ほかにも、大手企業の採用からもれたものの優秀な学生はたくさんいます。
こういった学生で分母を構成し、自社に応募してもらえるように魅力を伝えて
いくことが必要です。
自社の業界大手企業には劣るものの、準大手や中堅クラスに引けをとらない
諸制度も構築することが急務です。
特に、入社後の教育体制を気にする学生が増えていますので、注意が必要です。
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