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経験学習が通じない時代 [社員教育]

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経験学習とは、組織行動学者のデービッド・コルブが提唱した理論で、
「経験→省察→概念化→実践」の4段階の経験学習サイクルとして
モデル化したものです。

「まずはやってみる」、そして「失敗から学んでいく」と考えれば、
わかりやすいと思います。

ある程度の年齢の方なら、社会人になってから覚えてきたことは
経験学習によるものでしょう。

「いいからやってみなよ!」
「やったらわかるから!」

昔の新入社員は、先輩社員からこう言われたものでした。

でも、今の学生や新入社員には通じません。

「いやいや、無理です。できません」
「とりあえずやれって、指導が乱暴じゃないですか?!」

と言われるのがオチです。

今の学生や新入社員は、知識学習あるいは経験する前に学習
するので経験「前」学習といえる学習法で育ってきたといえる
のではないでしょうか。

具体的には、

(1)取扱説明書や使用マニュアルが充実した時代に育ち、
   マニュアル通りに行えば失敗しない

(2)検索エンジンの飛躍的な精度の向上、スマホの普及に
   よって、いつでもGoogleで確認できる

(3)メディアの多様化で情報を受け取る環境が充実している

環境に育っていることを理解しないとうまくいきません。

つまり、実行する前に有益な情報を得てから動きます。
有益な情報がないと動けないし、動かないのです。

ここを理解しているかどうかで、とても大事です。
新人教育成功の分かれ目になるといえます。


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